平成26年度学術賞報告

理事長 南里 和秀
顕彰委員会 野中 利勝

 平成26年度学術賞が決定しましたので報告いたします.
 顕彰委員会および理事会にて,平成26年に機関誌に掲載された論文の中から理事長賞を決定しました.学術奨励賞は第39回日本超音波検査学会(名古屋市)で発表された一般演題より選考した候補7編が論文として「超音波検査技術」に投稿されましたので学術奨励賞が確定しました.
 なお,学術賞の授賞式は平成27年5月17日第40回日本超音波検査学会学術集会(横浜市)にて執り行いました.

<理事長賞>

 新生児から乳児期早期における脊髄超音波検査の有用性
  前島 基志(独立行政法人 国立成育医療研究センター)


<学術奨励賞>

  1. 心房中隔欠損症における心エコー肺体血流量比の精度に関する検討― 右室流出路への超音波入射角が計測精度に与える影響 ―
     岩崎美穂香(群馬県立心臓血管センター)
  2. 下大静脈の形態および呼吸性変動における体位の影響
     荒関 朋美(群馬県立心臓血管センター)
  3. 造影超音波検査による乳癌術前化学療法効果判定の有用性
     佐藤 恵美(北海道大学病院)
  4. 胃瘻カテーテル交換後の超音波診断装置による胃内確認の有用性
     寺島 健(JA新潟県厚生連 糸魚川総合病院)
  5. 自己免疫性膵炎診断時と診断1回前検診時の超音波画像比較
     宍戸 淑子(社会医療法人財団 慈泉会 相澤健康センター)
  6. 視覚的評価と肝硬度測定機器による非侵襲的肝線維化診断
     長谷川聡洋(JA北海道厚生連 網走厚生病院)
  7. エラストグラフィを用いた下肢静脈圧推定の試み
     齊藤 雪枝(横浜南共済病院)