地方会委員会

JSS関東甲信越 第36回地方会学術集会のお知らせ

実行委員長 渡辺 秀雄(小張総合病院)
主催 JSS関東甲信越地方会・一般社団法人 日本超音波検査学会

JSS関東甲信越第36回地方会学術集会を東京国際フォーラム ホールCにて開催いたします.

今回のテーマは『明日から役立つ!腎・泌尿器領域』とし,日頃あまり聞くことのできない腎・泌尿器領域に加え後腹膜領域について企画いたしました.腎泌尿器領域における超音波検査の役割はとても大きく,日々の診療で欠かすことのできないモダリティとなっていますが,一方で専門医師や先輩技師に教えてもらえる環境になく,検査に自信を持てず診断に苦慮される方も少なくないと思います.そこで今回は各領域でご活躍されている先生方を講師にお招きし,検査に必要な解剖の知識や評価のポイント,検査の進め方などについて詳しく解説していただきます.皆様にとって幅広い知識と技術が身に付く内容となっておりますので,是非多くのご参加をお待ちしております.また,一般演題発表の募集も行っておりますので,公募内容をご確認の上,ご応募ください.

テーマ:
「明日から役立つ!腎・泌尿器領域」
日時:
2017年9月17日(日) 9時30分~16時20分(受付開始8時50分)
会場:
東京国際フォーラム ホールC
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
TEL:03-5221-9000
アクセス
□電車利用(こちらがオススメです)
・JR線
・有楽町駅より徒歩1分
・東京駅より徒歩5分 (京葉線東京駅とB1F地下コンコースにて連絡)
地下鉄
・有楽町線:有楽町駅とB1F地下コンコースにて連絡
・日比谷線:銀座駅もしくは日比谷駅より徒歩5分
・丸ノ内線:銀座駅より徒歩5分
・銀座線:銀座駅より徒歩7分
・三田線:日比谷駅より徒歩5分
□乗用車利用
  • 施設地下駐車場がございます.駐車料金は個人精算となり,地方会参加での割引等はございませんので,ご了承ください.
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参加費:
正会員・事前登録:2,000円,正会員・当日受付:2,500円
非会員(事前登録なし):4,000円
事前登録:
受付開始 2017年8月3日
締切 郵便振替 8月24日まで/クレジット決済9月7日まで
  • 定員に達し次第締め切らせていただきます.
    事前登録の入金をいただいて登録完了となります.
定員:
1,000名
ご注意:
  • 最新情報や申込状況は,学会ホームページ(http://jss.org/)でご確認ください.
  • 事前登録は登録時点で入会が承認されている会員の方のみご利用が可能です.非会員や入会手続中の方はご利用いただけません.入会の手続きはお早め(1ヶ月程度)にお願いいたします.
  • 空席がある場合(HPで確認可能)には当日参加を受け付けますが,受付開始は事前の方を優先させていただきます.
  • 地方会参加の際には,事前登録の有無に関わらず会員証をご持参ください.
  • 会場内のビデオ撮影およびデジタルカメラでの撮影は禁止といたします.
  • ホール内での飲食は禁止となっております.
  • 本会は日本超音波医学会認定の超音波検査士資格更新制度における5単位が取得できます.一般演題発表者は参加単位の他に発表5単位が加算されます.
連絡先:
〒278-8501 千葉県野田市横内29-1
小張総合病院 生理検査室 中野 英貴
TEL:04-7124-6666 内線5212(平日の16時30分以降)
E-mail:nakano@mail.jss.org (できるだけEメールでお願いします)

*書籍販売を予定しております。
販売希望がありましたら上記連絡先までご連絡ください。(申し込み締切り7月28日)

≪一般演題公募のご案内≫

領域:
腹部領域全般(発表者は当会会員に限ります)
申込要領:
下記のボタンから投稿システムにアクセスし「JSS関東甲信越第36回地方会学術集会」にお申込みください。
申込期間:
7月3日(月)~8月20日(日)
  • 演題採否およびプログラム編成はご一任ください.
  • 規定数に達し次第,締切となります.
  • 一般演題発表者は参加5単位に加え,発表5単位の取得が可能です.
  • 一般演題発表者は参加登録が必須となっております.早めの事前登録をお願いします.
  • 演題取り下げや,やむを得ない事情による演者変更のある場合には連絡先にご連絡をお願いいたします.
※一般演題の募集を締めきりました。

JSS関東甲信越 第36回地方会学術集会 プログラム

2017年9月17日(日)
時間 内容
8:50~9:25 受付
9:25~9:30 開会挨拶・オリエンテーション
9:30~10:40 第Ⅰ部 知っておきたい腎・泌尿器領域の基本的知識
講師:
千葉 裕 (北アルプス医療センターあづみ病院 在宅支援科)
司会:
村上 和広(小豆嶋胃腸内科クリニック)
腎・泌尿器領域を観察するためには,まず解剖をしっかり理解し超音波でみえる正常像を把握することが重要で,さらに各疾患における病態生理の知識が必要となります.経験豊富な超音波指導医より実際の症例を呈示しながら検査に必要な基本的知識について詳しく解説していただきます.
10:40~10:50 休憩
10:50~11:50 第Ⅱ部 膀胱・前立腺における超音波検査の役割
講師:
皆川 倫範(信州大学医学部泌尿器科学教室泌尿器科)
司会:
渡辺 秀雄(小張総合病院 検査科)
膀胱と前立腺は排尿に大きく関与していることより,排尿障害における超音波検査の評価は大変重要です.また無症状でも腹部スクリーニングで偶然発見される病変もまれではなく,超音波検査の役割は非常に大きいといえます.そこで,代表的な疾患について評価のポイントや見逃さないためのコツなど超音波専門医の立場から詳しく解説していただきます.
11:50~13:00 昼食・休憩
13:00~14:00 第Ⅲ部 一般演題
座長:
新津 好江(甲府共立病院 生理検査室)
座長:
岡野 宏美(栃木県立がんセンター 検査技術部)
  1. 腎細胞癌の右房内進展を認めた1例
    北関東循環器病院 根本 綾
  2. 腎臓の黄色肉芽腫性炎症の1症例
    名戸ヶ谷あびこ病院 小松崎 聡
  3. 集学的管理が奏功した気腫性腎盂腎炎及び重症心不全合併糖尿病例
    相模原赤十字病院 森 貞浩
  4. 陰嚢内に発生した脂肪肉腫の1例
    小張総合病院 中野 英貴
  5. 超音波検査が診断に有用であった結腸膀胱瘻の1例
    東邦大学医療センター大森病院 丸山 憲一
14:00~14:10 休憩
14:10~15:10 第Ⅳ部 後腹膜領域疾患の見方・考え方
講師:
南里 和秀(静岡県立静岡がんセンター 生理検査科)
司会:
丸山 憲一(東邦大学医療センター大森病院 臨床生理機能検査部)
腎・泌尿器領域を検査する上で知っておかなければならない後腹膜領域について,その描出方法や観察のポイント,病変を認めた時の評価方法など,実際の症例を呈示しながら詳しく解説していただきます.
15:10~15:20 休憩
15:20~16:20 第Ⅴ部 腎動脈超音波検査の基本走査
講師:
三木 俊 (東北大学病院 生理検査センター)
司会:
八鍬 恒芳(東邦大学医療センター大森病院 臨床生理機能検査部)
近年,高血圧症の超音波検査の依頼が増えてきているのではないでしょうか?超音波検査は診断だけではなく,治療方針の決定にも用いられ治療するためのガイドとしてのモダリティになっています.腎動脈超音波検査の基本走査について,日々の診療に役立つ最新の診断基準をもとに分かりやすく解説していただきます.