初中級者対象講義講習会
主催 一般社団法人日本超音波検査学会 学術委員会
実行委員長 若狭 伸尚(土浦協同病院 臨床検査部)
日本超音波検査学会学術委員会では,超音波検査の知識・技術の習得とさらなる向上を目的とし,医用超音波講義講習会を開催しております.
今回の講習会では,「ここまでできたら合格点 ~good or excellent~」をメインテーマとし,初級者から中級者まで最低限おさえておきたいポイント(good)から,さらにステップアップするための+αのポイント(excellent)に関して,各領域ともスペシャリストの講師陣をお招きし,ご講演いただきます.施設や装置,依頼目的の違いなど,同一症例でも個々の検査状況は異なることもありますが,超音波検査を実施する誰もが合格点を目指せる内容となっております.また,会場開催される腹部,血管の2領域ではライブデモンストレーションと症例検討会も企画しております.下記のプログラムをご確認の上,奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます.
平成24年3月30日以降の医用超音波講義講習会から,日本超音波医学会認定超音波検査士資格更新の指定講習会として,『出席5単位』を申請することができます.
記
日時 | 2023年8月27日(日)9時50分~15時30分 |
会場 | 東京国際フォーラム ホールB5(1),B5(2) |
オンデマンド 配信期間 |
2023年9月28日(木)~2023年12月27日(水) |
対象 | 会員限定(初中級者対象) |
テーマ | ここまでできたら合格点 ~good or excellent~
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受講料 | 事前登録会員(学生会員含む)1領域:5,000円
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募集定員 | 会場参加 腹部領域:100名,血管領域:100名 オンデマンド配信 腹部領域:1000名,血管領域:1000名,循環器領域:1000名,体表領域:1000名 |
申し込み方法 | 講習会案内ページ(https://www.jss.org/committee/academic/list.html)の第145回講習会ページより指示に従ってお申し込みください. お申し込みが完了しますと,登録通知メールが送信されます. 本講習会はWebによる申し込みのみとし,ハガキおよびFAXによる申し込みは行いません.
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参加証,領収証の発行 |
【参加証】 【領収証】 |
申し込み期間 | 会場参加+オンデマンド配信(事前申し込みのみ)
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受講までの流れ | ■会場参加 学会ホームページにて申し込み
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登録通知メールの受取り
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受講料の支払い(郵便振替は用紙発送あり)
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テキストweb配信のお知らせ
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各自テキストのダウンロードまたは印刷
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講習会当日(8月27日)
■オンデマンド配信 オンデマンド配信開始(9月28日)
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オンライン参加認証システムにて講演の視聴
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受講後について | 受講者限定で指定の3ケ月間,講義内容(講師許諾が得られた場合)を学会HP経由にて配信します. |
感染対策 | ご来場の際には,以下を必ずお守りください.
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ご注意 |
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推奨視聴環境 | オンデマンド配信での講演の視聴に際し,以下の環境を推奨しています. これ以外の環境では,一部もしくは全てのサービスがご利用できない場合があります. 対応ブラウザ:Edge/ Firefox/ Chrome / Safari(for Mac)(最新の状態にしている事) Internet Explorerには対応しておりません. Java Scriptは必ず有効にしてください. インターネット接続環境 動画再生には,2Mbps程度以上の回線速度が必要です. 通信速度が不足している環境では,音声のみが再生され,動画の再生がスムーズに行われない場合があります. 上記以上の回線契約であっても,混雑などのため回線が不安定になり,視聴がスムーズに行えない場合があります. |
会場 |
東京国際フォーラム ホールB5 (受付:ホールB5ホワイエ) 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1TEL:03-5221-9000 http://www.t-i-forum.co.jp/ □電車利用
施設地下駐車場がございます.駐車料金は個人精算となり,講習会参加での割引等はございませんので,ご了承ください. |
連絡先 | 〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5 一般社団法人日本超音波検査学会 講習会ヘルプデスク TEL:03-6824-9366 FAX:03-5227-8632 (電話対応時間:平日9:00~12:00,13:00~17:00) E-mail:jss-koshu@mail.jss.org |
第145回医用超音波講義講習会 プログラム
8月27日(日)
- 腹部領域
- 5階 ホールB5(1)
- 領域別テーマ:
- 腹部超音波検査はここまでできたら合格点
信頼される腹部超音波検査を施行するために,装置のプリセットの設定や調整方法,各臓器ごとに最低限知っておきたい知識や評価方法(good)と,プラスして評価できればさらに良いポイント(excellent),についてライブデモを含めて解説して頂きます.また,企画後半では第一線でご活躍の先生方の症例検討から所見や考え方をじっくりと学びます.
時間 | 内容 |
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9:00~9:45 | 受付 |
9:45~9:50 | オリエンテーション |
9:50~10:15 | 講義1 腹部領域における装置の設定と調整(ライブデモ有り)
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10:15~10:40 | 講義2 ここまでできたら合格点 肝臓 検査の進め方(ライブデモ有り)
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10:40~10:50 | 休憩 |
10:50~11:15 | 講義3 ここまでできたら合格点 胆嚢・胆道 検査の進め方(ライブデモ有り)
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11:15~11:40 | 講義4 ここまでできたら合格点 膵臓・脾臓 検査の進め方(ライブデモ有り)
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11:40~12:40 | 昼休憩 |
12:40~13:05 | 講義5 ここまでできたら合格点 泌尿器 検査の進め方(ライブデモ有り)
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13:05~13:30 | 講義6 ここまでできたら合格点 消化管 検査の進め方(ライブデモ有り)
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13:30~13:40 | 休憩 |
13:40~14:05 | 講義7 症例検討① 「肝臓・胆嚢・胆道」
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14:05~14:30 | 講義8 症例検討② 「膵臓・脾臓」
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14:30~14:40 | 休憩 |
14:40~15:05 | 講義9 症例検討③ 「泌尿器」
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15:05~15:30 | 講義10 症例検討④ 「消化管」
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- 血管領域
- 5階 ホールB5(2)
- 領域別テーマ:
- 依頼目的に応じた検査の合格点~検査から報告まで~
エコー検査では臨床からの依頼目的に応じ検査を進め,適切に報告をすることが重要です.今回は比較的検査頻度の高い頸動脈および下肢動脈・静脈病変ついて,講義とライブデモを通し,最低限ここまでは知っておきたい知識や評価法の習得(good),さらに+αの評価でなお良し(excellent)を目指していただく企画となっております.また症例検討会を行い,血管エコーの知識をより深めていただきます.
時間 | 内容 |
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9:00~9:45 | 受付 |
9:45~9:50 | オリエンテーション |
9:50~10:40 | 講義1 医師が下肢動静脈・頸動脈エコー検査に求めるもの
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10:40~10:50 | 休憩 |
10:50~11:15 | 講義2 下肢深部静脈血栓症 ~依頼目的に対するgood or excellent~(ライブデモ有り)
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11:15~11:40 | 講義3 下肢静脈瘤 ~依頼目的に対するgood or excellent~(ライブデモ有り)
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11:40~12:40 | 昼休憩 |
12:40~13:05 | 講義4 下肢閉塞性動脈疾患 ~依頼目的に対するgood or excellent~(ライブデモ有り)
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13:05~13:30 | 講義5 頸動脈病変 ~依頼目的に対するgood or excellent~(ライブデモ有り)
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13:30~13:40 | 休憩 |
13:40~14:30 | 講義6 症例検討① ~あなたならどうする?~(症例提示とディスカッション)
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14:30~14:40 | 休憩 |
14:40~15:30 | 講義7 症例検討② ~あなたならどうする?~(症例提示とディスカッション)
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- 循環器領域
- 【オンデマンド配信のみ】
- 領域別テーマ:
- 心エコーゼミナール開校!~描出・評価・報告の合格点~
構造的心疾患(SHD)では外科治療に加えカテーテル治療も急速に発展しており,今後どの施設においても遭遇する機会は増えると考えられます.どこまで検査を行えればgoodか,さらに+αここまでできればexcellentかを,疾患ごとに一連の流れに沿った内容で講義して頂きますので,経験の浅い方はもちろんスキルをもっと磨きたい方まで知って得する内容です.
時間 | 内容 |
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60分 | 講義1 専門医が語る!AS・MRのカテーテル治療で見てほしい術前・術後のポイント
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60分 | 講義2 専門技師が語るASの術前・術後評価 描出~評価~報告までの一連を通してgoodとexcellent
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60分 | 講義3 専門技師が語るMRの術前・術後評価 描出~評価~報告までの一連を通してgoodとexcellent
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60分 | 講義4 成人先天性心疾患専門医が語る!見て欲しい術前・術後のポイント
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60分 | 講義5 専門技師が語る成人先天性疾患(ASD・VSD)の術前・術後評価 描出~評価~報告までの一連を通してgoodとexcellent
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- 体表領域
- 【オンデマンド配信のみ】
- 領域別テーマ:
- どこまで評価する?体表領域疾患
エコー診断する上で,「何を基準としてどこまで評価する?」という点がしばしばフォーカスされる.今回は体表領域の各疾患について,最低限知っておきたい知識や評価法について,ここまで理解していれば合格点~good,プラスして一歩先まで評価できればさらに良い~excellent,というテーマでご講演いただきます.
時間 | 内容 |
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30分 | 講義1 こどものびまん性甲状腺腫大をどこまで評価する?
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30分 | 講義2 こどもの結節性甲状腺腫大をどこまで評価する?
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30分 | 講義3 唾液腺腫瘍をどこまで評価する?
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30分 | 講義4 唾石・唾液腺炎をどこまで評価する?
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30分 | 講義5 皮膚・皮下腫瘍をどこまで評価する?
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30分 | 講義6 急性陰嚢症をどこまで評価する?
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60分 | 講義7 乳腺疾患をマンモグラフィと超音波でどこまで評価する?
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60分 | 講義8 症例検討「乳腺(3症例)」乳腺疾患をマンモグラフィと超音波でどこまで評価する?
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