「第98回医用超音波講義講習会」のお知らせ

中級者対象講義講習会 ~ステップアップセミナー~

主催 日本超音波検査学会

日本超音波検査学会では超音波検査の検査技術・知識のさらなる向上を目的として,中級者対象講習会を実施予定しております.今年度は,神戸(甲状腺・血管コース),東京(循環器・消化器コース),福岡(乳腺・血管コース)の3カ所での開催を企画しました.今回は,福岡国際会議場における第98回講習会(乳腺・血管コース)を下記の内容にてご案内いたします.

本講習会は中堅技師の育成を目標としています.実践的な超音波検査への礎としてご自身のさらなるスキルアップを目指しておられる会員の方々は本講習会への参加をお勧めします.

-昼食に関するお願い-
会場周辺には昼食できるお店が少ないので,受講者の方には昼食を各自でご持参頂けますよう,お願い致します.また,会場でのご飲食後は,ゴミのお持ち帰りをお願い致します.

日時 2009年1月17日(土)乳腺コース
2009年1月18日(日)血管(頸動脈・下肢静脈)コース
会場 福岡国際会議場
〒812-0032
福岡県福岡市博多区石城2-1

□福岡空港・地下鉄福岡空港駅地下鉄で博多駅まで5分福岡センタービル前Eのりば(福銀前)11,19,47,48,50より約13分国際会議場・サンパレス前下車
□西鉄・福岡(天神駅),地下鉄天神駅ソラリアステージ前バス停2Aのりば80(中央埠頭行き)より8分国際会議場・サンパレス前下車
対象 会員限定とします.
内容 中級者対象講義講習会(乳腺コース,血管コース)
受講料 乳腺コース6,000円(テキスト代を含む)
血管コース6,000円(テキスト代を含む)
*両コースの連日受講は可能ですが,割引はございません.
定員 1/17乳腺コース240名,1/18血管コース300名
申込み方法 本講習会はWebによる申込みのみとし,ハガキおよびFAXによる申込みは行いません.
[終了しました]
受講申込み期間 2008年11月10日~12月17日(ただし申込みが定員になり次第,締切りとさせていただきます).
※郵便振替を希望の方は,2008年11月10日~12月4日まで
※2008年11月20日(木)はサーバーメンテナンスのため,WEB登録がお受付けできませんのでご留意ください.
受講証発行
までの流れ
1.受講料の入金が確認された方には,2008年12月19日頃に受講証を発送致します.
2.指定の期日までにご入金のない場合はキャンセル扱いとなりますのでご注意ください.
3.開催10日前までに受講票がお手元に届かない場合はヘルプデスクにお問い合わせください.
連絡先 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-4-19
日本超音波検査学会講習会ヘルプデスク
TEL:03-5389-6214  FAX:03-5348-8629
(電話対応時間 平日9:00~12:00, 13:00~17:00)
E-mail:jss-koshu@jss.org
ご注意
*
講習会当日に欠席された方への受講料の払い戻しはいたしません.ただし,入金後に代理出席を希望される方は,当会会員の方に限り出席を認めますので12月26日までに,ヘルプデスクへご連絡ください(講習会当日の受付での申し出には対応できませんのでご注意ください).
*
講習会当日欠席された場合には,講習会終了後に資料を郵送いたします.
*
会場内での写真およびビデオの撮影,音声録音はご遠慮願います.
*
申込みに際し,パスワードが不明の方は学会事務局(jimukyoku@jss.org)にメールでお問い合わせください.

プログラム

1月17日(土) 乳腺コース 講義会場(国際会議室501)
時間 内容
08:50~09:20 受付
09:20~09:30 オリエンテーション
09:30~10:10 講義A「組織型推定のポイント」
講師:神谷久美子(北九州市立医療センター)
10:10~10:20 休憩
10:20~11:00 講義B「判定困難例への対応」
講師:佐久間 浩(株式会社ソノグラファーズ)
11:00~11:10 休憩
11:10~11:50 講義C「非浸潤性乳管癌の超音波画像」
講師:白井 秀明(札幌ことに乳腺クリニック)
11:50~13:00 昼食
13:00~13:20 講義D「マンモグラフィ報告書の読み方」
講師:尾羽根範員(住友病院)
13:20~13:30 休憩
13:30~14:30 講義E「乳腺疾患の細胞像 ―画像との対比―」
講師:池永 素子(癌研有明病院)
14:30~14:40 休憩
14:40~15:40 「症例検討」
1月18日(日) 血管コース
講義会場(国際会議室501)   ライブ会場(502503)
受付 08:50~09:20 受付
オリエンテーション 09:20~09:30 オリエンテーション
講義A「頸動脈エコーの基礎」
講師:尾崎 俊也
(幸循会OBPクリニック)

IMT,Plaqueおよび狭窄病変の評価方法に加え,ドプラ血流の基本と応用について解説します.
09:30~11:00 ライブA「下肢静脈エコーライブデモ」
講師:山本 哲也
(埼玉医科大学国際医療センター)

ライブデモを中心に,下肢静脈のアプローチ方法から,深部静脈血栓症の診断テクニックを解説します.
休憩・移動 11:00~11:10 休憩・移動
講義B「頸動脈エコーの臨床」
講師:矢坂 正弘
(国立病院機構九州医療センター脳血管内科)

プラークや狭窄病変を中心に,多くの症例を供覧いただきながら最新の臨床評価の方法について解説します.
11:10~12:40 ライブB「下肢静脈エコーライブデモ」
講師:土居 忠文
(高知大学医学部附属病院)

ライブデモを中心に,下肢静脈のアプローチ方法から,深部静脈血栓症の診断テクニックを解説します.
昼食・移動 12:40~13:40 昼食・移動
講義C「下肢静脈エコーの基礎」
講師:久保田義則
(国立循環器病センター)

下肢静脈の解剖および循環生理から,深部静脈血栓症の超音波診断について詳しく解説します.
13:40~15:10 ライブC「頸動脈エコーライブデモ」
講師:浅岡 伸光
(宝塚市民病院)

ライブデモを中心に,血流を含むルーチン検査のアプローチ方法や,狭窄病変の評価方法などを解説します.
休憩・移動 15:10~15:20 休憩・移動
講義D「下肢静脈エコーの臨床」
講師:西上 和宏
(済生会熊本病院心臓血管センター循環器内科)

深部静脈血栓症を中心に,多くの症例を供覧いただきながら,臨床診断と治療方針の立て方を中心に解説します.
15:20~16:50 ライブD「頸動脈エコーライブデモ」
講師:石崎 一穂
(東京厚生年金病院)

ライブデモを中心に,血流を含むルーチン検査のアプローチ方法や,狭窄病変の評価方法などを解説します.
ライブデモ超音波装置:GE横河メディカルシステム株式会社
* 血管コースは,2会場にて講義とライブデモを並行して開催します.またライブデモに関しては,午前は頸動脈,午後は下肢静脈とそれぞれ2名の講師により同一タイトルでの講演を行います.さらに,両会場の各セッションの持ち時間を統一し,セッション間には休憩時間を設けることにより,セッション毎に両会場を自由に移動できるように配慮しました.そのため受講者は,講習会当日に以下のようなコースを自由に選択することができます.
「頸動脈コース」:講義→講義B→ライブC→ライブD
「下肢静脈コース」:ライブA→ライブB→講義C→講義D
「講義コース」:講義A→講義B→講義C→講義D
「ライブコース」:ライブA→ライブB→ライブC→ライブD
「基礎コース」:講義A→ライブB→講義C→ライブD
「臨床コース」:ライブA→講義B→ライブC→講義D