8. その他

Q8-1.
臨床検査技師で,認定超音波検査士も取得しています.アメリカ移住を考えていますが,これらの資格を活かすことができますか.
A8-1.
日本の臨床検査技師免許も超音波検査士認定資格も,我が国独自のものですので,アメリカでの効力はありません.
https://www.eiken.co.jp/uploads/modern_media/literature/MM1212_02.pdf
アメリカで超音波検査を担当する技師として勤務するにはARDMS (American Registry for Diagnostic Medical Sonography)の資格を得ることが必要です.
http://www.ardms.org/Pages/default.aspx
Q8-2.
現在,ARDMS(American Registry forDiagnostic Medical Sonography)を取得しています.
日本でこの資格を活かし超音波検査士として勤務できますか.
A8-2.
ARDMSの資格を取得して超音波検査を行っている方でも,日本で医療業務として超音波検査を担当するには,日本における国家資格が必要となります(医師,看護師,准看護師,臨床検査技師,診療放射線技師).

なお,日本における超音波検査士RMS(Registered medical sonographer)は,公益社団法人日本超音波医学会における学会資格であり,超音波検査士の資格がなくても,国家資格を取得されていれば,医師の指示のもと超音波検査を行うことができます.

日本における国家資格の取得に関しては,厚生労働省のホームページをご確認ください.
https://www.mhlw.go.jp/index.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000107630.html