一般社団法人日本超音波検査学会(JSS)では、超音波検査による研究活動が行われており、中には超音波装置やアプリケーションに特化した研究も行われています。これらは超音波検査の普及および向上に役立ち、患者さんの診療に還元されています。しかし、産学連携活動においては、所属組織及び個人にJSSの目的である公的利益の増進と相反する金銭・地位・利権などの私的利益が発生する場合があることが知られています。この公的利益と反する私的利益が存在することは利益相反(conflict of interest:COI)と呼ばれ、その増大は健全な学会活動を妨げる可能性があります。
そこで、本会では健全な学会での活動を促進するため、利益相反に関する見解(日本超音波検査学会の利益相反に関する指針)を示し、研究者の立場をより明確にすることにより、本会に関連する事業に参加する者の社会的信頼を確保すると同時に、学術団体としての社会的責務の遂行を目指しております。つきましては、演題をシステムからご登録いただく際に、『利益相反の有無』について必要事項をご入力していただくようお願いいたします(必須項目です)。
なお、会期当日の発表時使用するスライドには、利益相反についての情報開示のため、『利益相反の有無』に関するスライドを作成、使用してください(作成に際しては「
利益相反のスライド作成例」を参照してください)。