地方会委員会

JSS関西第23回地方会研修会のお知らせ

主催:JSS 関西地方会・一般社団法人日本超音波検査学会
実行委員長:松谷 勇人(天理よろづ相談所病院 臨床検査部)

 JSS関西第23回地方会研修会を下記のとおり奈良県奈良市で開催いたします.
 血管エコー検査は循環器領域にとどまらず,脳外科,代謝性疾患の分野など臨床の幅広い領域で活用されています.血管疾患における血管エコー検査は形態的診断法と機能的診断法の両面からのアプローチが可能であり,非侵襲性,反復性も考慮すると,そこから得られる情報は臨床診断の現場に欠かせないものとなっています.さらに血管エコーは治療の現場にも進出しており,それに携わる超音波技師の重要性は日々増しています.
 本研修会では血管エコー検査の基礎やピットフォールだけでなく,その原点に立ち返り血管病変を物理的観点から解説していただきます.さらには血管治療の最前線でどのような技術と情報が求められているのかを,臨床の現場で日々奮闘されている医師,技師の先生方からご講演頂きます.本研修に参加された方々が血管エコー検査を極め,未来へつながる事を願います.是非とも多数の皆様にご参加いただきますようご案内申し上げます.

テーマ:
「これからの血管エコーを極める “基礎から治療まで”」
日時:
2015年1月18日(日)10時30分~16時10分 (受付開始10時00分)
会場:

秋篠音楽堂 ならファミリー6階

〒631-8511 奈良市西大寺東町 2-4-1
TEL:0742-35-7070 HP:http://www.akishino-ongakudo.com
アクセス
近鉄「大和西大寺駅」下車 北口より徒歩5分
ならファミリー専門店 6階フロア

参加費:
正会員・事前登録:2,000 円,正会員・当日受付:2,500 円
非会員(事前登録なし):4,000 円
定員:
250名
事前登録:
受付開始 2014年11月27日
受付締切:郵便振替 12月18日まで/クレジット決済 2015年1月8日まで
※定員に達し次第締め切らせていただきます.
ご注意:
*変更など最新情報や申込状況はホームページ(http://www.jss.org/)でご確認ください.
*事前登録は会員のみご利用可能です.非会員および入会手続中の方はご利用になれません.
 ご入会はお早目(1ヶ月程度)に手続をお願いします.
*事前登録後も期日までに参加費のご入金がない場合は登録が無効となります.
*事前登録で満席の場合,当日参加はお受けできません.HPで登録状況をご確認ください.
*会場へは事前登録の有無に関わらず,必ず会員証をご持参ください.
*会場内での撮影および録音は禁止とします.
*本会は日本超音波医学会認定超音波検査士資格更新5単位が取得できます.
*会場内は飲食禁止です.昼食等は周辺の飲食店をご利用ください.
連絡先:
〒640-8555 和歌山市湊1850番地
(一財)NSメディカル・ヘルスケアサービス 臨床検査グループ 渡邊 豊 
TEL:073-451-3398
E-mail:watanabe-ytk@mail.jss.org (できるだけE-mailでお願いします)

JSS関西第23回地方会研修会プログラム

1月18日(日)
時間 内容
10:00~10:25 受付
10:25~10:30 開会挨拶・オリエンテーション
10:30~11:20 第Ⅰ部 頸動脈エコーガイドラインの問題点と次なる提案
講師:小谷 敦志 (近畿大学医学部附属病院 中央臨床検査部)

司会:鮎川 宏之 (医仁会 武田総合病院 検査科)

現在,頸動脈エコー検査のガイドライン統一に向けて検討が進んでいます.既存するガイドラインそれぞれの問題点や,複数存在するガイドライン統一に向けての現段階の進捗状況をご講演頂き,これからの頸動脈エコーの評価方法について考えていきたいと思います.
11:20~11:30 休憩
11:30~12:20 第Ⅱ部 末梢動脈疾患治療における超音波の有用性
講師:永井 美枝子 (済生会横浜市東部病院 臨床検査科)

司会:辻 真一朗 (医療法人 ほほえみ会 かねみつ内科クリニック 管理部)

下肢動脈疾患の原因・病態は様々でありますが,その多くは動脈硬化性病変が占めており,慢性閉塞性動脈硬化症は,近年特に注目されている疾患であります.本講演では,その診断法から実際の血管内治療現場でのエコー活用法をご講演頂きます.血管内治療で再び注目されている体表エコーガイド下での末梢血管インターベンションの最前線を是非知って頂きたいと思います.
12:20~13:10 休憩
13:10~14:10 第Ⅲ部 血管狭窄の流体力学
講師:菅原 基晃 (東京女子医科大学名誉教授,姫路獨協大学名誉教授)

司会:住ノ江 功夫 (姫路赤十字病院 検査技術部)

各領域における血管エコー検査の重要評価項目のひとつに狭窄病変の評価があり,解剖学的評価と,血行動態的評価に大別されます.本講演では実際の狭窄部でどのような現象が起こっているのかを,流体力学の観点からご講演頂き,今後のエコー検査での狭窄部評価に活用して頂きたいと思います.
14:10~14:20 休憩
14:20~15:10 第Ⅳ部 血管内治療医が血管エコーから知りたい本当のこと
講師:藤原 昌彦 (岸和田徳洲会病院 循環器内科 医長)

司会:林 愛子 (姫路赤十字病院 検査技術部)

現在,血管病変の評価,血管内治療の際には様々なモダリティーが利用されています.超音波検査もそのひとつではありますが,その役割は施設によって大きく異なるのが現状です.治療の現場が本当に求めている血管超音波検査とは何であるのか.治療の最前線におられ,末梢動脈疾患の大規模臨床研究に取り組まれている先生からご講演頂きます.
15:10~15:20 休憩
15:20~16:10 第Ⅴ部 診断から治療まで関与する下肢静脈エコー 
講師:北川 孝道 (天理よろづ相談所病院 臨床検査部)

司会:山本 将司 (NTT西日本大阪病院 総合生体診断・治療センター)

下肢静脈エコー検査は,大きく深部静脈と表在静脈の評価に分かれています.その中で深部静脈血栓の評価は診療科を問わず,ますます増加傾向にあります.その評価においては描出テクニックが大きなポイントとなりますが,実際の現場で数多く遭遇する描出困難例に対してどのような工夫をすればよいのかご講演頂きます.また,表在静脈に関しては,下肢静脈瘤の評価法から近年増えている静脈瘤のレーザー治療における血管エコー検査の役割についてまで幅広くご講演頂きます.