「第120回医用超音波講義講習会」のお知らせ

中級者対象講義講習会
急性期における超音波検査を学ぶ~緊急時に治療に役立つ情報とは~

主催 一般社団法人 日本超音波検査学会 学術委員会
実行委員長 倉重 佳子(社会医療法人天神会 新古賀病院)

日本超音波検査学会学術委員会では超音波検査の知識・技術の確認と更なる向上を目的とし,医用超音波講義講習会を開催しています.第120回医用超音波講義講習会では,テーマを「急性期の超音波検査を学ぶ ~緊急時に治療に役立つ情報とは~」とします.急性期の超音波検査は,短時間で検査を施行し的確な超音波診断を行うことが大切です.腹部・循環器領域において,熟練した超音波検査士や臨床医の先生方を講師にお招きし,超音波検査士の先生には緊急時に的確な超音波検査を行うための判読ポイントを,臨床医の先生には緊急時の診断の進め方や臨床が必要としている情報などをご教示いただきます.

平成24年3月30日以降の医用超音波講義講習会から,日本超音波医学会認定超音波検査士資格更新の指定講習会として,『出席5単位』を申請することができます.参加証は大切に保管してください.

日時 2013年11月3日(日)
会場 福岡国際会議場
対象 会員限定
内容 中級者対象(腹部領域,循環器領域)
定員 腹部領域165名,循環器領域165名
受講料 各領域共通6,000 円(テキスト代含む)
※お申込みは1領域コースのみとさせていただきます.各コースの同時申込みはできません.
申込み方法 指示に従ってお申込みください.申込みが完了しますと,登録通知メールが送信されます.
申込みはWebのみとなっており,ハガキおよびFAXによる申込みは行っておりませんのでご了承ください.
当日は受付にて参加証,領収証をご用意しておりますのでお受取りください.
会員証を必ずご持参いただき,受付けの際にご提示ください.
受講証などは郵送しておりませんので,確認のためにもWeb情報(登録通知メール)を印刷してご持参いただきますことをお勧めします.
受講申込み期間 2013年9月3日~10月7日(郵便振替の場合)
2013年9月3日~10月21日(クレジットカード決済の場合)

郵便振替の払込期日 2013年10月16日.いずれも期日厳守でお願いします.
郵便振替の払込期限を過ぎますと,自動的に申込みキャンセルとなります.払込期限以降に入金されても返金できませんので,くれぐれもご注意ください.
受講までの流れ
学会ホームページにて申込み
登録通知メールの受取り
受講料の支払い
(郵便振替は用紙発送あり)
講習会当日
(参加証,領収書の受取り)
ご注意
*
講習会に欠席された方への受講料の払戻しはいたしません.テキストは後日郵送させていただきます.
*
申込者以外の受講はできません.
*
会場内でのビデオおよびデジタルカメラでの撮影はご遠慮願います.
*
昼食は各自持参してください.昼食場所は会場内を使用していただいても結構です.国際会議場内に食堂や喫茶店はございますが,混雑が予想されます.
*
パスワードが不明の方は学会事務局(jimukyoku@mail.jss.org)にメールでお問い合わせ下さい.
会場 福岡国際会議場

福岡国際会議場(4階) 福岡県福岡市博多区石城2-1
TEL:092-262-4700
http://www.marinemesse.or.jp/congress/

会場への地図

連絡先 〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5
一般社団法人 日本超音波検査学会講習会ヘルプデスク
TEL: 03-5389-6214 FAX: 03-3368-2827
(電話対応時間 平日9:00~12:00, 13:00~17:00)
E-mail:jss-koshu@mail.jss.org

プログラム

腹部領域  4階 409・410中会議室
時間 内容
8:30~9:00 受付
9:00~9:10 オリエンテーション
9:10~10:10 肝・脾の急性疾患の超音波検査のポイント
講師 武山 茂(独立行政法人 国立病院機構 東京医療センター)

肝・脾の急性疾患の超音波像を呈示しながら,超音波検査の進め方や疾患の判読ポイントなどを解説します.
10:10~10:20 休憩
10:20~11:20 胆・膵の急性腹症の超音波検査のポイント
講師 山口 秀樹(独立行政法人 国立病院機構 相模原病院)

胆・膵で急性腹症をきたす疾患の超音波像を呈示しながら,超音波検査の進め方や疾患の判読ポイントなどを解説します.
11:20~11:30 休憩
11:30~12:30 消化管の急性腹症の超音波検査のポイント
講師 浅野 幸宏 (成田赤十字病院)

消化管で急性腹症をきたす疾患の超音波像を呈示しながら,超音波検査の進め方や疾患の判読ポイントなどを解説します.
12:30~13:30 昼食
13:30~14:30 婦人科・泌尿器科領域の急性腹症の超音波検査のポイント
講師 三塚 幸夫(東邦大学医療センター大森病院)

婦人科・泌尿器科領域で急性腹症をきたす疾患の超音波像を呈示しながら,超音波検査の進め方や疾患の判読ポイントなどを解説します.
14:30~14:40 休憩
14:40~15:40 急性腹症の診断と医師が求める情報
講師 畠 二郎 (川崎医科大学 検査診断学)
司会 倉重 佳子(社会医療法人 天神会 新古賀病院)

急性腹症の診断に必要なフィジカルエグザミネーションや診断の流れを解説し,急性腹症の診断を進めていく上で,臨床がどのような情報を必要としているかを教示します.
15:40~15:50 休憩
15:50~16:50 超音波ウルトラクイズ ~急性期の超音波検査 この症例から学んだもの~
コメンテーター
畠 二郎(川崎医科大学 検査診断学)
司会
野中 利勝(社会福祉法人 恩賜財団 福岡県済生会大牟田病院)
倉重 康彦(社会医療法人 天神会 古賀病院21)
講師
井手口 太(医療法人 福西会 福西会病院)
平賀 真雄(霧島市立医師会医療センター)

超音波検査で経験した急性期の症例を提示し,会場のみなさんに4択のクイズ形式で意見を募ります.そのうえでコメンテーターや司会者等を中心にディスカッションを進めていきます.
16:50~17:00 閉会の辞
循環器領域  4階 411・412中会議室
時間 内容
8:30~9:00 受付
9:00~9:10 オリエンテーション
9:10~10:10 急性冠症候群と急性大動脈疾患の超音波検査のポイント
講師  水上 尚子(鹿児島大学病院) 

急性冠症候群と急性大動脈疾患の超音波像を呈示しながら,超音波検査の進め方や疾患の判読ポイントなどを解説します.
10:10~10:20 休憩
10:20~11:20 急性心不全の超音波検査のポイント
講師  岡庭 裕貴(群馬県立心臓血管センター)

急性心不全の超音波像を呈示しながら,超音波検査の進め方や疾患の判読ポイントなどを解説します.
11:20~11:30 休憩
11:30~12:30 その他の急性心疾患の超音波検査のポイント
講師 種村 正(財団法人 心臓血管研究所附属病院)

肺塞栓,劇症型心筋炎,感染性心内膜炎,心外膜炎,奇異性脳梗塞などの急性心疾患の超音波像を提示しながら,超音波検査の進め方や疾患の判読ポイントを解説します.
12:30~13:30 休憩
13:30~14:30 緊急を要する血管エコーのポイント
講師 小谷 敦志(近畿大学医学部附属病院)

塞栓症も含めた急性の血管疾患の超音波像を提示しながら,超音波検査の進め方や疾患の判読ポイントを解説します.
14:30~14:40 休憩
14:40~15:40 『そのとき何が起こったか!求められる心エコー』
講師 渡邊 弘之(東京ベイ浦安市川医療センター ハートセンター) 
司会 筑地 日出文(公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院)

循環器領域の急性疾患の診断に必要なフィジカルイグザミネーションや診断の流れを解説し,診断を進めていく上で,臨床がどのような情報を必要としているかを教示します.
15:40~15:50 休憩
15:50~16:50 超音波ウルトラクイズ ~急性期の超音波検査 この症例から学んだもの~
コメンテーター
渡邊 弘之(東京ベイ浦安市川医療センター ハートセンター)
司会
秋吉 重康(佐賀大学医学部附属病院)
嶋田 裕史(福岡大学病院)
講師
中川 京子(社会医療法人 天神会 新古賀病院)
福光 梓(財団法人 厚生年金事業振興団 九州厚生年金病院)

超音波検査で経験した急性期の症例を提示し,会場のみなさんに4択のクイズ形式で意見を募ります.そのうえでコメンテーターや司会者等を中心にディスカッションを進めていきます.
16:50~17:00 閉会の辞